【ヨガの独立・開業】代行レッスンでチャンスを掴めるヨガインストラクターになろう

「この日のレッスンを変わってもらえると助かるんだけど」という依頼を受けることがあります。レギュラーで入っていたインストラクターが結婚式などに参加したり、急病で出られなくなってしまったときに発生する依頼です。これを代行レッスン(通称:代行)と呼びます。
代行レッスンは依頼される側のインストラクターにとってはかなりのプレッシャーになります。レギュラーで入っていたインストラクターのキャリアが長いと、緊張するのも当然でしょう。しかし私は代行を必要としているスタジオや先生がいたら積極的に声をかけていました。なぜなら、大きく成長するチャンスが転がっているからです。
今回は、代行レッスンがどういったもので、どのようなチャンスがあるのかをお伝えしていきます。
 

代行レッスンの主な2パターン

1. あらかじめ休みが決まっている場合
2. 急な理由でピンチヒッターを任される場合

ほとんどのケースがどちらかに収まります。
あらかじめ休みが決まっている場合は、先にもあげた結婚式や子どもの行事、ヨガを深めるための遠征などの理由が多いでしょう。この場合はあらかじめ生徒のほうにもアナウンスがされており、そのことを知った上でレッスンにやってくる人がほとんどです。
急な理由でピンチヒッターを任される場合もあります。
例えば前日に子どもが高熱を出してしまい病院に連れて行かなければいけないとか、インストラクター自身が病気にかかってしまったりすることもあります。この場合はアナウンスが行き届いていないケースがあったりして、連絡が行き届いていない生徒には「あれ、今日は先生おやすみなの?」と驚かれることもあります。
 

チャンスを掴むには

代行レッスンがどんなものかはおおよそわかったと思います。より具体的に代行を受けることで得られるチャンス、メリットをお伝えします。
 

安心してお願いできる講師の条件

・時間的、精神的余裕をもつ
・対話、コミュニケーションを取る

まず、時間的に余裕をもった生活を送っていることが重要な条件です。例えば、ダブルワークをしていて、アルバイトに時間を取られ忙しい毎日を送っているインストラクターにはお願いしにくいものです。入れる時間帯が限られていても、あらかじめ「こことここの時間帯でしたら、代行で入ることもできます」とスタジオのオーナーやインストラクターに伝えておくといいですね。
また、レギュラーのインストラクターとのコミュニケーションを取っておくことや、そこに来ている生徒の人たちとの対話をすることも重要です。レギュラーの先生からその時間帯に来る人の特徴なども聞いておくとベストです。
代行をしたときに来てくれる生徒さんとの対話も重要な要素。レギュラーの先生が休んだこと、自分が代わりにレッスンをすること、気分や体の具合についてなど。私の先生でニューヨークで長年ヨガを教えているJ・ブラウン先生は言っていました。「個を重視した人と人のコミュニケーションを持ちましょう。人と人の関わり合いでヨガは伝わります」
ヨガインストラクターはただインストラクション(セリフ)を台本のようにしてテープレコーダーになりきる仕事ではありません。そこにいる生徒一人一人との関わり合いを大切にし、その場に応じて柔軟に変化していく仕事です。

チャンスの数々が転がっています

代行レッスンをすることで得られる恩恵の中で最も大きなものは、自分の特徴や長所を明確にできることだと私は考えています。レッスンが終わると参加してくださった生徒さんから「先生の伝え方、独特でうまいわね」とか「こういったパワフルなレッスンも楽しいです」といったフィードバックをいただきます。そういった経験を通じて自分の特徴が見えてきます。
また、より実利的なチャンスもあります。スタジオのオーナーから「今度、ここの時間帯が空くんだけどレッスン任せられない?」というような依頼が回ってきます。代行レッスンがうまくできると、信頼を置かるため2本目、3本目のレッスンを任されることも珍しくありません。
生徒さんの中には「あの先生のレッスンしか出たことなかったけど、今度はあなたのレッスンも受けてみます」という感じで興味を持ってくれる人もいます。

なにがあるかはやってみないとわかりませんが、代行を積極的に受けることで新しい道を切り開けると確信しています。もしあなたの手の届く範囲に代行の依頼が転がっていたら、積極的に掴み取っていきましょう。
思わぬチャンスが姿を隠しているかもしれません。

柏原ゆうた(かしわばらゆうた)
1991年10月4日生まれ 長野県大町市出身
大学在学中に解剖学、運動生理学、運動指導などを学ぶ。10歳でヨガに出会い、20歳のときにヨガ講師として活動を開始。誰にでも開かれた心優しいヨガの手法「ハートオブヨガ」を草の根レベルで伝えることをミッションにしている。動く​呼吸法の講座『呼吸は良薬』主宰。​

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柏原ゆうた(かしわばらゆうた)

1991年10月4日生まれ 長野県大町市出身 大学在学中に解剖学、運動生理学、運動指導などを学ぶ。10歳でヨガに出会い、20歳のときにヨガ講師として活動を開始。誰にでも開かれた心優しいヨガの手法「ハートオブヨガ」を草の根レベルで伝えることをミッションにしている。動く​呼吸法の講座『呼吸は良薬』主宰。​