料理教室の独立・開業!集客のポイントはブログとリピーター獲得!?

天結(あまむすひ)様は、発酵料理教室です。
今回は、薬剤師・料理研究家であり天結の代表である時本千栄さんにお話をお伺いしました。

大学卒業後、薬剤師として病院や調剤薬局で薬に関わる仕事に携わりながら、自宅教室で主に腸内環境を整える「糀」を伝える料理教室「天結」を開催。
料理をする前には、薬の話や、ワクチンの話をし、塩の必要性や血圧の関係、コレステロール値やタンパク質の話など、薬剤師からみた「健康になるために知ってもらいこと」の講座も行う。

薬に頼らず健康になるように発酵食品の良さを伝えたい

長年、薬剤師として薬にかかわる仕事をしてきましたが、目の前の患者さまがこの薬ではたして健康を取り戻せるのだろうかという自問自答の日々が続いていました。体調を崩す前に薬に頼らないで健康になるには、やはり食べ物が大事だと思うようになりました。
また、もともとパンが好きで薬剤師をしつつ空いた時間に自宅でパン教室を開いていたのですが、私自身も調子が悪くなるような時期があり、食生活を改めて見直すようになりました。そんな時に出会ったのが糀でした。糀について学んでいくと”腸内環境を整える=免疫力を高める”ということなので、食べるもので健康になれる、これこそ私が求めていたものということで皆さんにお伝えしたいと思い、糀を中心とした発酵料理教室に変更したのが「天結(あまむすひ)」です。

天結の由来ですが、「あ」は天を、「ま」は地を表し、天と地を結ぶ、今と昔を結ぶということを意味しています。実は、糀のような発酵食は 2,000 年も 3,000 年も前の日本でも食されてきたもので、日本人の身体に一番あっている食品です。教室では、甘糀、塩糀、醤油糀を中心に、季節に合わせて梅干しや味噌といった発酵食品、季節の伝統食文化をお伝えしています。

私自身も、毎日の食事に糀を取り入れたところ、長年悩んでいたひどい花粉症の症状がみるみるよくなっていき、今ではすっかり治ってしまいました。発酵食品の力を身をもって感じています。
教室に通ってくださる生徒さんからも、「お通じがよくなった」「アレルギーが緩和した」「薬が減った、飲まなくなった」「肌が白くなった」など様々な声を聞きます。私はもともと健康にするのは薬じゃないという想いがあったため、目に見えて効果があったという言葉を聞く瞬間が一番の喜びとなっています。

教室では、ただ甘糀、塩麹、醤油糀を作り、それを使った簡単な料理を作るというだけでなく、料理をする前に薬剤師の経験を生かして健康情報をしっかりお伝えする時間を設けています。薬局にいるときは、お薬に頼っていらっしゃる方もいるので大きな声では言えませんが、健康にするのは薬ではないということに気づいていただける方が増えるといいですね。

ブログを書くことからスタート。今も集客はブログで

教室を始めた時期に、ブログを書くことから始めました。一番最初はヤフーブログ、アメブロができてからはアメブロを毎日書いていました。当時は、今のように自宅教室もブログもそれほど広まっておらず、集客のためではなく日記感覚で書いていたブログです。それでも、ブログを見て教室に来てくれる方が次第に増えていきました。

最初は自分で事業をやっている意識もなく、趣味の延長で始めた教室ではありますが、次第に世の中に教室も増えてきて「集客」という言葉も聞こえてくるようになった頃に、ブログの書き方講座なども出てくるようになりました。
そういった講座に参加してみてブログ記事の中にレッスン内容を記載し、予約に促す方法を学んでからは実践しています。当時はまだ予約システムもなかったので、申し込みはこちらとメールアドレスを貼り付けて予約を受け付けていましたね。その後、フォームメーラー、そしてクービックの予約システムを 3 年前に導入しました。

予約はブログ経由が一番多いです。Facebook アカウントも個人のものとは別に教室のアカウントでも運用していますが集客に繋げるというよりは教室の情報発信として利用しています。

場所に関しては、今は一戸建ての自宅で教室を開いていまして、引っ越ししてからパン教室をスタートさせました。新しく家を買うときには資格をとって教室をやると決めていたので、キッチン自体は教室専用に作っています。家族も協力してくれていて教室のことも理解してくれています。

事務的な作業は 1 人では限界。クービックを利用することでミスなく楽に

教室を開業してから、集客についてはそれほど悩まなかったものの事務作業に時間を取られてしまうのが悩みでした。
クービックを利用する前は、1 から 10 まで事務的な作業を 1 人でする必要がありました。
教室の前後にメールを送ったり、キャンセルの対応をしたり。教室だけでなく薬剤師の仕事もしていたので、さすがに 1 人では対応しかねるようになりました。
数える程度ですが、予約のミスや漏れがあったりもしました。
メールも、こちらが送っていても相手が見たかどうかが分からなかったのですが、クービックを使うようになってからは相手が開封したかどうかがわかるので、開封していなかったら LINE で再送することもでき助かっています。

クービックとの出会いは、私自身が講座予約する際に使用されていたのがクービックで、予約を受け付けることができるシステムがあると知り教室でも導入するようになりました。

リピーターは大事!しかし、現状維持ではなく新たな試みも必要

教室運営の中で大事にしていることはコミュニケーションです。
私も勉強として様々な料理教室に行くこともありますが、綺麗なお家で綺麗なテーブルセッティングで、作る料理も美味しくて、でも先生と全く話せなかったら満足度にかけると思うんですよね。裏を返せば、生徒さんにとっては先生に会いに行くというのも通い続けて下さる理由なのかなと思います。
私の教室では、1 人 1 人ときちんとお話をして、積極的に声をかけるようにしています。だからこそ、1 回の教室の最大人数は 5 名までにしています。
仕事や家庭以外にコミュニティを持つことは生活の中でのメリハリにもなりますし、大切なのかなと感じています。
最初は、新規のお客様をどんどん増やさなければならないと思っていましたが、教室を続けていると、通い続けてくれているリピーターのお客様がたくさんいらっしゃり、新規のお客様を増やすことばかり考えなくても成り立つものなのだなと感じています。

とはいえ、現状のままでいいと思っているわけではなく発酵料理の教室も、発酵料理以外の料理教室も増えてきています。
実は、スーパーで糀が買えるような世の中にするという目標があったのですが、今となっては糀をスーパーで買うことができるようになり、目標は達成できたのかなと思ってますし、糀がそれほど世の中に浸透したのかなと思っています。

時代の流れもあると思いますので、どの分野もそうだと思いますが少し先をいかなければならないですよね。現状のままでいいと思っているわけではなく、次のブームをいち早く取り入れなければならないと考えています。

みんなが健康で長生きできるように

今は自宅のキッチンで教室を行っていますが、料理や薬のことに関して相談ができるようなサロンを別に持ちたいなと思っています。
そこは、生徒さんや地域の人が集えるような場所でコミュニケーションが取れるような場所にしたいです。

また、私の父がアルツハイマーの診断を受けて一人にしておけないような状況もあり、認知症にならないための食事や体操も伝えていけたらいいですね。認知症も治る時代です。新しい情報も発信していきたいです。

究極の目標は、みんなが健康で長生きしていただけるようしたいということです。
寿命は延びていますが、寝たきりでは意味がありません。元気で健康なまま長生きできるようになるといいですね。

【編集部より】
天結さんの集客のメインは、ブログでした。ブログでも SNS でもやはり毎日きちんと更新し続けることが大事なんだなと改めて思いました。

「現状のままとは思っていなくて次のブームをいち早く取り入れなければならないと考えています」と仰っていましたが、どの業界・業種でも当てはまることですね…!(自戒を込めて…)

ぜひ、皆様も開業時だけでなく今後の運営の参考にしてください。

クービック編集部

ヨガ・ピラティス・料理教室などのレッスン・スクール、美容院・マッサージなどのサロン、その他フリーランス、中小企業の経営者向けに開業・集客・運営・予約に役立つ情報を発信していきます。