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【ヨガ・ピラティス編】私のような失敗はしないで!独立・開業時に気をつけるべきこと

ベランダに立つ女性

 

こんにちは。クービック編集部です。

 

今回は、「私のような失敗はしないで!ヨガ・ピラティス編をご紹介したいと思います。

(こちらは、Coubic hubのパネルデスカッションでお話いただいたBody Conditioning Studio B.n.Pの老久保さんのエピソードをもとにしております)

 

老久保さん

Body Conditioning Studio B.n.Pにて代表兼インストラクター。DK Body / ネバタ州立大学公認ピラティスマスタートレーナー。資格取得後、都内ピラティス専門スタジオにて、一般のほか、ダンサーや芸能人などのコンディショニングを行う。独立後、地元多摩にて指導を続ける。結婚を機に小田原に移り、今年 2 月にピラティス専門スタジオをオープン。専用マシンを導入したピラティスだけでなく、湘南エリアではまだ少ないマスターストレッチやボディキーも取り入れている。プライベートセッションをメインに心と体のコンディショニングを行なっている。

 

 失敗から学ぶ 2 つの教訓 

2014 年 2 月。結婚して知り合いのいない土地で時間貸しのレンタルスタジオにてレッスンを始めました。

 

HP は作っていたもののなかなか認知まではいかないため、夫の会社の方にチラシを配り、始めは 2〜3 名でスタート。

その後もチラシを作っては、スタジオ周辺の住宅にポスティング。なかなか多くは集まらないものの、HP をたどって数名の予約が入るようになります。

鏡があり、荷物も置けて、広さのあるスタジオという良さがある一方で、古くて汚く、パーテーションで区切られた隣の事務所からたばこの煙が漂ってくることもあり、正直、人をお迎えする場所ではないというところが当時の悩み

しかしながら、マットやマスターストレッチといった機材を置けるスタジオは当初、他にはほとんどなかったため、我慢して使用していました。

 

ある日、突然オーナーから「今月で閉館します」と2週間前に言われ、驚きと同時に呆れるものの、すぐさま別の場所を探し、移ります。

 

2014 年 10 月。心機一転、新しい場所を使い始めます。

以前より駅から遠くなったのはネックですが、駐車場完備で明るく広いスタジオだったこと、ビルのオーナーが老舗の家具屋さんだったため、一階の出入り口に看板を置かせて頂けたこと、また、そこにチラシを置くようにしたことで、以前より集客に繋がります。(しかしまだまだ集客をしたいところ・・・)

 

「チラシのポスティングも 300〜500 枚ほどしましたが、そのうち来てくれたのは 3〜4 人。チラシはあまり効果がないように感じました。」と当時を振り返ります。

 

この頃からは、ネットで検索後、HP 経由で来てくださる方が増えました。

徐々にお客様も増え、リピーターがメインになってきました。ただ、自分がやりたいと思ってきた「プライベートセッション」をするには、その貸しスタジオでは、他の団体との兼ね合いもあり、希望の時間が持てない状態だったため、別の場所でプライベートメインのセッションも始めます。

湘南地区では珍しいプログラムもあるため、徐々に小田原以外にも定期的に平塚や湯河原などからもお客様が集まるようになってきました。

そしてまた、その老舗家具屋さんも 100 年の歴史を終えて、閉館することとなったため、貸しスタジオのオーナーが別の場所に移転したため、一緒に移動することになりました。

ただ、そこが地下スタジオだったということと、以前使っていた会社が岩盤浴のスタジオだったため、湿気がひどく置かせて頂いていたツールがほとんどカビてしまいます。

またしても場所へのこだわりが出てきていたのと、プライベートセッションをやはりメインに行なっていきたいと思っていたので、ついにスタジオを持つことを考えるようになります。

 

2016 年 9 月頃になると、ようやく事業が軌道に乗り始めます。

貸しスタジオの目と鼻の先に、狭いものの窓が多く、駅から徒歩3分、さらに提携駐車場のある場所が見つかりました。

そして本気でスタジオを持つことを考えます。

貯金もなく、家族からも援助は一切しないと言われていたので、国の金融公庫に借りて念願のスタジオを手にしました。今までの売上高や個人企業ということで信頼度は低かったのですがが、企画書などをしっかり作りこみ、なんとか借りることができました。そして、小田原周辺では少ない、ピラティスの専用マシンも米国から取り入れて、2017 年 2 月にスタジオオープンしました。

オープン時にフライヤーを 500 枚ほど配りましたが、やはりほとんど集客には繋がりませんでした。

BnP 

しかし、専用のスタジオを持てたおかげで、HP をたどって新規のお客様が徐々に増えてきました。あまり売り込みはしたくなかったため、基本的には営業はせず、ただただHP の作り込みと、レッスンを真面目にやってきただけで、体験に来られた方は地方の方でない限り、ほぼ 100% ご入会される状態となりました。そしてなんとか今までの倍以上の固定費とその他の経費などは払えているので、安定はしてきています。

 

予約システムは、スタジオができる前から使用していますが、導入してから新規のお客様との連絡時間などの短縮もできるようになりました。また、予約システム STORES 予約 を利用し始めてからリマインドメールなどの自動メールを送ることができるようになったため、お客さまへの確認作業もできるようにり、時々発生していた当日キャンセルがなくなりました。

教訓 1 :場所の妥協はするな! 

白い部屋

 

レッスンするのは 1 時間程度ですが、お客さまはご自身の体や心を満たしに、貴重なその 1 時間を使ってレッスンを受けに来てくれます。

そんな貴重な時間を過ごす場所がタバコの煙だったり、カビだったり、埃だったり・・・気持ちいいと思えないことがあると、お客様にとっても自分とってもあまり良い印象を与えません。

 

そうすると自分自身も胸を張って、来てくださいね!と言えず、結果、集客に影響が出てきます。

自分自身がいて気持ちのいいところをしっかり探せると仕事も上向きになっていきました。

 教訓 2 :チラシ配布するかどうかは様々な条件を見極めて!

チラシ

 

チラシは、場所やレッスン内容によっては効果があるかもしれません。

ただ、大企業のように新聞の折込などに入れるにはコストがかかっため、自分でフライヤーやチラシを作ってポスティングをしていきましたが、正直ポスティングする時間が足りない(本業であるレッスンがあったりするため)場合や、天候によってやはり左右されました。

 

また、お店などに出向きチラシを置いてもらうという仕事すらどうしても苦手でできなかったので(そんなこと言ってられる状況ではありませんでしたが・・・)私にはあまり向いていなかったと思います。

 まとめ

失敗から学ぶ教訓は 2 つ!

・場所を妥協しないこと

・チラシ配布するかどうかは見極めること(ターゲット、エリアにあっている? 本業に集中する時間は確保できる?)

 

《編集部より》

ヨガやピラティスなどのレッスンは自分自身に向き合う時間になるので、確かに”場”も重要ですよね。

また誰しもが集客のために思いつく”チラシ”もただ闇雲にやれば良いということでもなさそうです。

 

独立・開業をしようと考えている方は、ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

なお、こちらの記事を書いているヘイ株式会社が提供する予約システム STORES 予約 は、ヨガやピラティスなどの教室にもおすすめの予約システムです。

詳細は、【無料あり】ヨガ・フィットネス教室向けおすすめ予約システム・ツール〜2021最新〜の記事に詳しくまとめています。

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STORES 予約

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