個人事業主も退職金がもらえる! メリットいっぱいの小規模企業共済とは?

会社員でいるメリットのうちの 1 つ「退職金」。退職後に数百万円のまとまったお金が入ってくるなんて、とても助かる制度ですね。

「会社員はいいなぁ…個人事業主には退職金なんてないから…」と退職後を考えると焦りや不安があるかもしれません。

しかし、実は個人事業主でも退職金をもらうことができるのです。

個人事業主が退職金をもらうにはどうすればいいのか?
個人事業主の退職金と関係が深い「小規模企業共済」とは何なのか?
について解説します。

個人事業主の退職金制度「小規模企業共済」とは?

「個人事業主に退職金制度なんてあるの?どこからそんなお金をもらえるの?」と疑問に思うかもしれません。
結論から言うと、「小規模企業共済」という制度に加入し、にお金を積み立てておくことで、退職や廃業の際に、積み立てに応じた退職金を受け取ることができるのです。

小規模企業共済とはどのようなものか? どんなメリットがあるのか? についてご説明します。

小規模企業共済とは、小規模企業の経営者や個人事業主のための退職金制度です。中小機構という国の機関が運営しています。
最も気になる「どれくらい退職金がもらえるのか?」ということですが、最大で、掛け金の120%が戻ってきます。

掛け金は、月1,000円~70,000円の範囲で自由に設定できます。月1,000円から積み立てられるのなら、無理なく払い続けることができますね。加入後、事業の様子を見ながら掛け金を増額、減額することもできます。

「掛け金以上の退職金がもらえるのは分かった。掛け金も無理なく払い続けられそう。でも、結局、今から積み立てて最終的にいくらもらえるんだろう?」と、具体的な金額について知りたくなりましたら、中小機構の公式サイトにある『加入シミュレーション』をやってみて下さい。
 

退職金がもらえるだけじゃない!小規模企業共済の 3 つのメリット

小規模企業共済のメリットは「退職金を積み立てられる」だけではありません。その他にも 3 つメリットがあります。

①掛け金は全額所得控除
掛け金は支払った分、全て控除になります。

②受け取る時も、税負担が軽い
退職後にお金を受け取る際は、一括で「退職所得」として受け取るか、分割で「年金所得」として受け取るか選べます。どちらにせよ、税制上は優遇されます。

③資金を借りることができる
それまでの掛け金の範囲内で、担保も保証人も無しで資金を借りることができます。

以上のメリットを見てみると、貯金をするよりも、小規模企業共済を利用した方がお得なのが分かります。

しかし、注意したい点もあります。

ただし…ある条件で「元本割れ」する!

小規模企業共済への加入を検討中のあなたに、知っておいて欲しい注意点があります。
それは、「20 年未満の解約は、元本割れする」ということです。

つまり、支払ってきた掛け金よりも少ない額しか最終的に受け取れないということです。

(しかし、元本割れするのはあくまで「解約」した時です。加入から 20 年経っていなくとも「廃業」した場合は掛け金は返ってくるようです)

また、加入から 1 年も経たずに解約した場合は、お金は戻ってきません。

以上のことを知識として知っておいて下さい。
ただ、節税効果が高いことを考えると、必ずしも元本割れしたから損とは言いきれません。

まとめ

元本割れのリスクもあるとお伝えしましたが、高い節税効果や退職後の安心を考えると、小規模企業共済への加入はオススメです。同じ額でも、自分で貯金するより非常にお得です。
ご紹介した加入シミュレーションをやってみたり、中小機構に質問・相談するなどして、退職後に備えてみてはいかがでしょうか。

クービック編集部

ヨガ・ピラティス・料理教室などのレッスン・スクール、美容院・マッサージなどのサロン、その他フリーランス、中小企業の経営者向けに開業・集客・運営・予約に役立つ情報を発信していきます。

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